(c)天王寺大 /原恵一郎/双葉社・大映
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●INTRODUCTION
『ミナミの帝王』の原作者・天王寺大が放つ、闇金融最大の危険人物“ミナミのゴンタ”の怒涛の活躍ぶりを描く痛快アクションストーリー。『雀鬼』『首領への道』シリーズの清水健太郎が、法律の裏表を駆使し暴れまくる主人公を熱演! 『くれないものがたり』『鍵』『ハサミ男』の池田敏春監督作品。
宿命のライバル海道組組長・岸和田(山田辰夫)の策に引っ掛かり、危うくビルを騙し取られるところを、辛くも暴力商売のノウハウで切り抜けたゴンタ(清水健太郎)だったが、不思議な能力を持つ美女・朝香(丸純子)によって、商売道具の暴力とセックスを封印されてしまう。
朝香は、真の世界平和を目指す新興宗教の教祖であった。その朝香に惚れて、もはやすっかり骨抜き状態のゴンタ。
一方、教団の裏では理事長の郡司(桐山栄寿)が、朝香に隠れて霊感商法であこぎに商売をしていた。それを知った岸和田は郡司に付け入り、教団の500億にものぼる資金を全て引き出し、更に教団の土地・家屋をも乗っ取ろうとしていた。その策略を知ったゴンタは、朝香のために郡司を探し回るが、用済みとなった彼は岸和田に処理されかかっていた。朝香は郡司を救うよう命じ、自らの身体をゴンタに与え、暴力とセックスの封印を解いた。ゴンタは郡司を救出できたが、そこで衝撃的な事実を知る…。
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