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●INTRODUCTION
関東ヤクザ広木組の幹部・三島(桜井章一)が何者かに殺された。しかも、武器を持たない老人にただの一撃で…。凄腕刑事の辰巳吾郎(長谷川初範)は、かかりつけの整体師・竜門光一(阿部寛)に捜査の協力を依頼する。竜門はかつて“常心流”拳法の格闘家であった。
三島を殺した犯人が、中国拳法“八極拳”の使い手であることをいち早く見抜く竜門。そして、自分が試合で殺してしまった親友・成瀬(塩谷庄吾)の尊敬していた、八極拳の達人“周永伯”(石橋雅史)を思い出す。だが彼は武術家とはいえ既に60を過ぎた老人、人殺しなどするはずがない。 事件の謎を追いながら、次第にかつて封印した凶暴な闘争本能に目覚めてゆく竜門。やがて竜門は、娘を日本のヤクザに殺された周永伯の恨みと、日本という国への憤りを知る。腕ずくで自首させようとして、逆に周の鋭い反撃を食らい、瀕死の重傷を負う竜門だったが、整体師のプロの技法を用い、短期間で驚異的な回復を遂げる。そして再び、命を賭した周との戦いに挑んでゆくのだった…。
命への執着、生への未練を捨て、闘うことに取り憑かれた男達“拳鬼”を鮮烈に描いた、今野敏のベストセラ−小説の完全映像化である。
主演は『TRICK』『凶銃ルガーP08』の阿部寛。共演は『ガメラ』シリーズの長谷川初範、元モモコクラブの木内美穂(『サソリ 女囚701号』)他。
武術経験も豊富な阿部、長谷川に加え、実践武術の頂点“八極拳”の達人役を演じるのは、“極真空手の四天王”と謳われアクション映画には欠かせぬ存在の石橋雅史(『女必殺拳』シリーズ)。“新宿の雀鬼”こと桜井章一が特別出演、原作者今野敏がカメオ出演しているのも見逃せない。
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