(c) 新堂冬樹/ジャパンホームビデオ
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●INTRODUCTION
「金がないのは、首がないのと同じ。だから金のない奴は死人だ」冷血非情に追い込みをかける《闇金》。罠にハメられた男の悲劇と金融ヤクザ同士の跡目争いが絡み合い、壮絶なクライマックスに向け物語は加速する。鬼さえも地獄の底へ落ちてゆく、救いなき破滅のエンターテインメントが誕生した! 主演の竹内力が『ミナミの帝王』とは全く異なる凶悪闇金極道を演じて話題の究極の《暗黒金融》シリーズ第2弾。今回もまた金と権力をがむしゃらに求め、血まみれになるまで追い詰められながらも、不屈の憎悪を漲らせた悪役を極める。監督は『暴力商売』シリーズや『くれないものがたり』『鍵』『ハサミ男』の池田敏春。 原作はかつて実際に《街金》で働き、『闇の貴族』『カリスマ』『溝鼠』と、裏社会の欲望渦巻く人間ドラマを容赦ない筆致で描き続ける新堂冬樹の代表作。
《闇金》稼業で悪名高き桐生興業。富樫組若頭・桐生保(竹内力)は狙いをつけた獲物からは必ず全額回収、金のためなら命まで的にかける冷血無比。
桐生がハイエナのような嗅覚から目をつけたのは、路上で女性をキャッチし甘いマスクと巧みな話術で高額商品を売りつける、エステサロン「ソフィー」のトップセールス・玉城(俊藤光利)だ。玉城もまた「女は金ヅル」と端麗な容姿にものを言わせて、数限りない女を誑かし食い物にしてきたろくでなしだった。 桐生は強引な手口で玉城をエステオーナー(山口仁)の膨大な借金の保証人に仕立て上げ、一方的に追い詰めていく。富樫組長(若松孝二)の跡目を巡って組内で敵対する鬼塚(渡辺裕之)は、その動きを知り玉城を捨て駒にして、再び桐生を陥れる奸策を仕掛けた…。
全てをムシり取られ容貌だけが唯一の財産となった玉城は、何者かに整形されて底無しの地獄沼に溺れるが、遂に逃亡を果たす。それでも執拗に玉城を追う桐生。逃げる亡者と追う外道の、血で血を洗う壮絶な戦いが始まった! が、玉城と関わるうちに桐生は、子供の頃に封印した筈の己れの忌まわしい過去がむくむく頭をもたげてきたことに戦慄する。人はどこまで堕ちるのか? 「地獄を終わらせてやるよ」獰猛な獣たちが咆哮する最終決戦の行方は…?
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