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●INTRODUCTION
東京の女子短大で美術史を教える助教授・村木哲郎(佐野史郎)の周りで女子学生・岡川文絵(中村由真)が飛び降り自殺した。村木の周辺を捜査する警視庁機動捜査隊刑事・水橋陽子(横山めぐみ)は、実は5年前に起きたある女子大生の失踪事件を追っていた。
聞き込みから村木の妻・名美(余貴美子)が5年前からノイローゼで、村木の実家・出雲で療養中と判明。だが、所轄の武藤刑事(山田辰夫)と組んで村木邸を訪問した陽子は、邸内に人影を感じ、その夜から張り込みを開始した。ある日、邸内から出た謎の女の車を追うと、妖しげなレズバーへ辿り着いた。そこでも、また3人が失踪した…。
赤いフェアレディZの謎の女を追って、陽子は一人出雲へと向かう。出雲ではバラバラに切断された腐乱死体が発見されていた。 陽子は海岸で女を発見し追いかけるが、そこに現れたのは村木だった。陽子は捜査を続ける中、村木に得体の知れなさを感じる一方で、徐々に惹かれ始めていた。その頃、東京では武藤が行方不明に…。 一連の出来事は関連性があるのか? 陽子は一足先に東京に戻り、村木の自宅に侵入、地下室の冷蔵庫で夥しい切り刻まれた死体の山を発見する。そこへ現れたのは、名美と女装した村木だった。 夫の浮気によるショックで狂気に走ってしまった名美に対し、村木は女たちを殺害し続けることで償いをしていたのだ。名美は陽子を襲おうとして巨大な換気扇に首をからまれ、村木もまた自ら死を選ぶように陽子に刺されていった…。
バイオレンス&官能美の表現で熱狂的ファンを持つ池田敏春監督(『くれないものがたり』『鍵』『ハサミ男』)と石井隆(『花と蛇』、『天使のはらわた』シリーズ)脚本のコンビ。主演に佐野史郎(『くれないものがたり』)と横山めぐみ(『真珠夫人』)を迎え、本格サイコ・サスペンスに挑戦! 石井隆作品ではお馴染みの村木と名美のキャラクターが新たな色彩で登場し、今回の名美役は『ヌードの夜』の余貴美子が扮している。 音楽は『死霊の罠』『くれないものがたり』など池田監督作品も多いZABADAKの吉良知彦が担当している。愛という名の“究極の狂気”が今、振り降ろされる!
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