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遠藤浩二■おおさか映画祭音楽賞受賞
商品番号 CPC8-3026 \2,800(税込)【CULTURE
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(1)半月
(2)半月(version2)
(3)皆月メインテーマ
(4)皆月メインテーマ(version2)
(5)月夜
(6)月夜(full version)
(7)月夜(accordion virsion)
(8)別離
(9)半月(version3)
(10)灯火の夜
(11)旅
(12)早く抱いて(piano version)
(13)満月へ
(14)皆月メインテーマ(version3)
(15)早く抱いて(歌=山崎ハコ/
演奏=下田逸郎・内田勘太郎)
(16)早く抱いて(guitar version)
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DVDデラックス版(販売:パイオニアLDC)
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●INTRODUCTION
『みんな月でした。がまんの限界です…』
ある日、謎の置き手紙を残して妻・沙夜子(荻野目慶子)が現金と共に失踪した。橋梁設計士の諏訪(奥田瑛二)はパソコンおたくの冴えない中年男。妻を取り戻したいと願う諏訪に、ヤクザ者の義弟・アキラ(北村一輝)は協力を申し出た。
気晴らしにソープ嬢・由美(吉本多香美)をあてがわれるが、
妻にこだわる諏訪は充たされない。どん底に落ちた諏訪は会社を退職、アキラに紹介されたヤクザの組事務所のコンピュータ担当に。
いつしか由美に惹かれて同棲を始めた諏訪は、アキラから妻が破門された組員(篠原さとし)と駆け落ちしたことを知らされる。
一方、由美は千葉の養鶏業者(斉藤暁)に二千万円詐取され、その借金返済に追われていた。アキラと諏訪は、由美を騙した男を追いつめ、半金を奪い返す。が、一度火がついたらアキラは止まらない。スコップで男を撲殺してしまった。
「アキラ君、沙夜子を探しに行こう。金取り返したら、その金で外国に逃げればいいよ」それが諏訪の提案だった。殺人が発覚するのは時間の問題だ。諏訪とアキラと由美は、沙夜子に会って全てのケリをつけるため、アキラの車で出発した。
最初は金目当てだったアキラと由美であったが、今では家族同様の存在に。金沢で、沙夜子たちが男の故郷“皆月”で目撃されたという情報を掴む三人。能登半島の輪島にほど近い皆月。その地名は、沙夜子の置手紙の『みんな月でした』という言葉に呼応していた。諏訪、アキラ、由美は皆月に向かうが…。
監督は海外でも注目を浴びた『鬼火』の望月六郎。脚本に『ヴァイブレータ』『KT』の荒井晴彦を迎え、芥川賞作家・花村萬月の第19回吉川英治文学新人賞受賞作に挑んだ。主演は『恋極道』『少女』の奥田瑛二。 『日本黒社会』『ひまわり』の北村一輝、『Jam Films』の吉本多香美、『三文役者』『いつかギラギラする日』の荻野目慶子、『踊る大捜査線』の斉藤暁、『女優霊』の柳ユーレイらが助演。演技派×若手注目株×個性派というユニークなキャスティングがここに実現。黄昏の世紀末に贈る、切ない人間たちの、ねじくれた純愛の物語が誕生した!
★99年度キネマ旬報・新人男優賞=北村一輝
★日本映画プロフェッショナル大賞・主演女優賞=吉本多香美
★ヨコハマ映画祭・助演女優賞=吉本多香美/同・助演男優賞=北 村一輝
★おおさか映画祭・主演女優賞=吉本多香美/同・主演男優賞=北 村一輝/同・脚本賞=荒井晴彦/同・音楽賞=遠藤浩二
★ニフティ映画大賞・助演男優賞=北村一輝 |