(c)浅田次郎・幸野武史/講談社・
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●INTRODUCTION
80年代バブル最盛期の東京。浅川次郎(松岡俊介)は、法律の抜け穴を利用して、中小企業から金をダマし取るパクリを生業としていた。ある下請け町工場の倒産整理の仕事を通じて、社長(黒沼弘巳)の義理の娘・久美子(金谷亜未子)を情婦としてゲット。 亀和田組組長(火野正平)に目を付けられた次郎は、全権を委ねられ、債権者との交渉をすることになる。果ては「人間凶器」と渾名される疫病神の「J」(鶴見辰吾)を、相棒として押しつけられる破目に。 これじゃすっかり亀和田組の“企業舎弟”。いくら身を粉にしてシノいでも、上納金として吸い上げられるばかり…。嫌気がさした次郎は、友情にも似た感情が芽生え始めていたJに罪を被せ、亀和田の金を持ち逃げしようと画策する。ところが、亀和田に計画を見破られてしまい、次郎はJと共に、毎月多額の上納金を納めなければならなくなる始末。
ある日、不満を爆発させると亀和田は、大口の金ヅルを用意するという。関西ヤクザの大門(山本竜二)絡みのヤマで、相手に不足はない。その標的からどうやったら大金をひん剥けるか? だが次郎は、Jと久美子の力を借りて、更に大きな一世一代の危険な勝負を仕掛けようと絵図を描いたのだった…。
『鬼火』で97年日本映画界の話題をさらった鬼才・望月六郎監督が、直木賞作家・浅田次郎原作の人気コミック『極道懺悔録』を映画化。 主演は『恋極道』『800 TWO LAP RUNNERS』の松岡俊介。相棒Jには『鮫肌男と桃尻女』の鶴見辰吾。二人の宿敵・亀和田組長に『AIKI』の火野正平。そして、運命に翻弄される薄幸のヒロインに『新・極道記者/逃げ馬伝説』の金谷亜美子が熱演。 脚本は望月監督『スキンレスナイト』で主演した石川均が担当。望月作品ならではの“男女の愛憎ドラマ”を軸に、“小説より奇なり!”とも言うべき企業舎弟の危険な裏テクニックの数々が今、明かされる…!! |