(c) 広山義慶/ビームエンタテインメント
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●INTRODUCTION
秋島竜次(名高達男)は商社マンとは仮の姿。闇の事件を極秘に調査し、多額の報酬で解決する「仕事人」、それが本当の姿だ。 女を「鵜飼い」の鵜のように飼いならし裏の情報を探る――人呼んで「女飼い」。各界に複数の愛人を持ち、女たちへの超絶秘戯を武器にネタをかき集め、事件の核心に迫っていく…。
東亜銀行の財務部長・落合が白山組のチンピラに殺された。事件は些細な喧嘩のもつれとして落着したが、その背後にある真相を探れと、竜次はフィクサー・箕輪伍六(南原宏治)からの依頼を受けた。 落合が死の直前、東亜銀行の女秘書・西城裕子(大西結花)と会っていたことを突き止める竜次。落合と愛人関係にあり、事件の鍵を握る裕子に巧みに接近していく。一方、落合殺しの白山組は、北辰会の枝組織で武闘派ヤクザだった。そして北辰会はトンネル会社を通じ、東亜銀行とも繋がっていた。 銀行と暴力団の黒い癒着…更には大蔵官僚(山下洵一郎)も一枚絡んでいるようだ。事件はドロドロと次第に大きく広がっていくが、調査が核心に近づくにつれ、竜次の身の回りの危険もエスカレート。竜次の会社・丸忠物産のハイミス・栄子(清水ひとみ)がその犠牲になって殺害されてしまう。 怒りを爆発させた竜次は、裕子から事件の真相を聞き出すが、全貌を掴んだ時、裕子もまた虫ケラのように殺されてしまった。落合財務部長は暴力団絡みの不正事件を糾そうとして消され、彼の娘もその犠牲になっていた。裕子もまた実父の起こした事件をネタに、彼らにロボットのように利用されていたこともわかった。 復讐に燃える竜次は、彼らの悪行の数々を暴いて白状させ、それをテープに録音する。後日、事件は箕輪の手によって明るみになり、不正に関与した政治家たちは芋づる式に逮捕されるのだった…。
原作はピカレスク小説の第一人者・広山義慶のベストセラー・シリーズ。監督は、ビデオ版『女飼い』シリーズでヒットを放った廣西眞人。今回は山田耕大(『ごめん』)の脚本を得て、“金融腐食列島”の闇の部分に鋭くメスを入れた痛快娯楽活劇としてパワーアップした映画に仕立て上げた。3代目秋島竜次に名高達男が扮し、ゲストヒロインの大西結花(『台風クラブ』)を始め、竜次の切り札となる女たちに横須賀蓉美(『女とむらい師 べに孔雀』)、水谷ケイ(『お天気お姉さん』)、清水ひとみ(『でべそ DE ストリップ』)、中上ちか(『ゲンセンカン主人』)ら妖艶なセクシー女優陣が脇を固めているのも見どころである。
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